一般社団法人の基礎知識

公益社団法人と認定NPO法人のメリット・デメリット比較
(社会的信用力・国際的な評価)

社会的信用力・ブランド力

公益社団・財団法人 認定NPO法人

名称に「公益」と冠すること自体で、すでに社会的信頼を得られている面がある。

「公益法人」という制度には認可・認定の基準が非常に厳しいというイメージが定着しており、信用力に結びついている。

企業としても、「公益法人」というブランドのある組織には寄付をしやすい傾向がある。

(寄付先を選定する企業の担当者としては、「失敗しない寄付先」・「外れの無い寄付先」が重要)

「公益法人」という名称が付いた制度には100年以上の歴史があり、全国に約2万4千の公益法人が存在してきたため、公益法人に関する認知度は高い。

霞が関の官庁・自治体・病院・学校など公的機関からの信用も厚い。

行政の単なる下請けではなく、公益法人が主導性を発揮した上での行政機関と連携した社会貢献活動も十分可能。

「NPO法人」という名称は、小規模な市民活動のイメージ。非営利組織としての印象を与えることはできるが、必ずしも信用力に結びついていない面がある。

「認定」ではない単なるNPO法人自体は、「認証」という簡易な制度で設立されてしまうため、NPO法人を悪用する事例も多発。

行政から受け取った補助金や委託費の不適正使用が発覚して、NPO法人の不祥事がニュースになることも。

そのためか「NPO法人」という名称だけで、「何か怪しい」という感覚を持つ人も少なくない。

認定NPO法人自体が、極めて少数であるため、「認定NPO法人」という存在自体を知らない人も多く、信用力の有無を論じる以前に圧倒的な知名度不足の問題がある。

個別具体的に見れば、優れた社会貢献活動を行う信頼に足りるNPO法人も多数存在するが、一般論として考えた場合、「NPO法人」という名称を冠した組織の社会的信用力は、「公益法人」に比べて落ちることは否めない。

国際団体・諸外国の団体からどのように評価されるか?

公益社団・財団法人 認定NPO法人

諸外国の団体・国際団体から日本の組織を見た場合、「公益法人」は最も信頼のある非営利法人組織であり、何も問題は無い。

日本の非営利団体が、ある国際組織の日本支部として加盟を認められる条件として「その国の公益法人であること」が要請されるケースもあり、そのような場合は認定NPO法人では不十分で条件を満たさない場合がある。

(このような理由で、NPO法人から公益社団法人を目指している団体からご相談があり、弊所はサポートを行っております。)

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