基金の募集事項の決定
Q.一般社団法人の基金の「募集事項」とは何ですか?
A.基金を募集する際の「募集事項」は以下通りです。
- 募集に係る基金総額
- 金銭以外の財産の拠出を目的とするとき(現物拠出)は、その旨並びに当該現物拠出財産の内容及びその価格
- 基金拠出に係る金銭の払い込み又は現物拠出の財産の給付の期日又はその期間
Q.一般社団法人の基金の募集事項はだれが定めるのですか?
A.一般社団法人設立後に募集する場合と設立時に募集する場合で異なります。
<1.一般社団法人設立後に基金を募集する場合>
募集事項は、理事会の決議又は理事の過半数の一致で定めます。
一般社団法人設立後に基金を募集する場合、募集事項の決定権限がだれにあるのかについて、法令には明記されていませんが、基金の募集事項は通常の業務執行の一つと解釈することができます。
基金の募集事項は通常の業務執行の一つだとすれば、理事会を設置した一般社団法人の場合、理事会が決定することになります。
また、理事会を設置していない一般社団法人であれば、理事の過半数の一致(又は社員総会)で決定することになります。
募集事項を決定したら、「理事会議事録」や「理事の過半数の一致を証する書面」「社員総会議事録」などを作成して、保存しておきましょう。
<2.一般社団法人設立時に基金を募集する場合>
法人の設立時に基金の募集をする際には、設立時社員全員の同意で募集事項を定めることになります。
非営利型法人の定款ひな型・基金募集の書式も同封~一般社団法人設立キット!
Wordファイルに穴埋めするだけで、簡単に法人設立書類が完成します。非営利型一般社団法人の定款ひな型・公益認定用定款・基金募集による資金調達書類も含まれています。
安く一般社団法人設立を済ませたい方にぴったりです。
これまで400名以上がご購入されましたが、手続きが終わらなかった方は一人もいらっしゃいません。どうぞご安心ください。
- 社団設立書式集はこちら:自分で出来る!一般社団法人設立キット
- 財団設立書式集はこちら:自分で出来る!一般財団法人設立キット
社団法人・財団法人の税務(公益法人税務)でお困りの方へ
任意団体からの一般社団法人・一般財団法人化や既存の社団法人・財団法人の移行認可や公益認定、公益法人税務会計の専門家を全国的に無料でご紹介しております。初回面談料もかかりません。
特に公益法人税務会計に対応できる専門家(税理士・公認会計士)は限られております。お近くに対応できる専門家がいらっしゃらない方は是非お気軽にご活用下さい。詳細はこちら → 公益法人税務ドットコム
一般社団法人設立面談コンサルティングのお申し込み・仮予約はこちらから
代表 行政書士 齋藤史洋
東京都中央区銀座一丁目15-7マック銀座ビル5F
(有楽町線銀座1丁目駅徒歩2分)
→詳しいアクセス方法はこちら
→面談のお申し込みはメールフォームから